こんにちは。ろつきです!
今回はこういった方たちのために、WPC、WPI、WPHのプロテインについて説明したいと思います!
そして、WPC、WPI、WPHの違いを比較して、どんな人におすすめなのかを説明します!
WPC、WPI、WPHとは?
まずは、WPC、WPI、WPHってなに?という方が多いと思います!
そのためそれぞれどんなものなのかを紹介したいと思います。
WPCとは?
WPCとはWhey Protein Concentrate(ホエイプロテインコンセントレート)です!
WPCは、マイクロフィルター法と呼ばれる方法で原料となる乳清(牛乳から乳脂肪やカゼインなどを除いた水溶液)をろ過する方法です。
WPCはWPI、WPHに比べると1番乳糖(乳汁中に含まれる糖質)が多く含まれます。
そのため、大量摂取すると乳糖不耐症の方は消化・吸収ができずに下痢になる可能性があります。
乳糖不耐症とは?
乳糖不耐症とは、消化酵素のラクターゼの欠乏により乳糖が消化できない状態のことで、下痢や腹部のけいれん痛を起こします。
引用元:MSDマニュアル
また、WPCのタンパク質含有量は3つの中で1番低く、70%~80%ほどです。
その分、価格はWPI、WPHに比べると低価格です。
このWPCは1番購入、消費されているプロテインで、筋トレしている方に1番人気で馴染みのあるプロテインです!
WPIとは?
WPIとはWhey Protein Isolate(ホエイプロテインアイソレート)です!
コチラは、イオン交換法、または、クロスフローマイクロフィルトレーション(CFM)という方法で精製されます!
これらの製法で精製することにより、WPCより多くのの乳糖や脂質を取り除きます。
それによって、乳糖不耐症の方にも飲みやすいものとなります、
また、WPIタンパク質含有量は90%前後と、WPCより高いタンパク質量となります。
しかし、それに伴って価格も少し高くなります。
WPHとは?
WPHとはWhey Protein Hydrolysate(ホエイプロテインハイドロラセイト)で、一般的には、加水分解ホエイプロテインや加水分解ホエイペプチドと呼ばれるものです。
WPHは酵素を利用することによって、WPC、WPIをペプチド状態(数十個のアミノ酸がつながったモノ)に変換したものです。
この変換は通常体内で行われれるものなので、WPHはほかの2つに比べると吸収速度が速いです。
また、WPHのタンパク質の含有量も90%以上と高くなっています。
価格はWPC、WPIと比べるとWPHが1番高価格です。
WPC、WPI、WPHの効果(メリット・デメリット)
WPC、WPI、WPHについて、先ほど簡単に述べた効果や情報をメリット・デメリットといった形でまとめたいと思います。
そして、これらを比較することで違いを明確化していきます。
WPCの効果(メリット・デメリット)
【WPC(ホエイプロテインコンセントレート)のメリットについて】
WPCのメリット
- 低価格
- 各社取り扱いが多い(購入しやすい)。
- フレーバーが多い。
【WPC(ホエイプロテインコンセントレート)のデメリットについて】
WPCのデメリット
- タンパク質含有量が少ない。
- 乳糖不耐症の人はお腹を壊しやすい。
このようにWPCは低価格でフレーバーの種類も多いことから多くのトレーニーに愛用されていいます!
WPI、WPHと比べるとタンパク質の含有量が少ないですが、とはいえ80%程あるので、乳糖不耐症でない方にはおすすめです!
WPIの効果(メリット・デメリット)
【WPI(ホエイプロテインアイソレート)のメリットについて】
WPIのメリット
- タンパク質含有量が多い。
- 乳糖不耐症の方でもお腹を壊しにくい。
【WPI(ホエイプロテインアイソレート)のデメリットについて】
WPIのデメリット
- WPCより価格が高い。
- WPCよりフレーバーが少ない。
WPIはWPCより価格は高くなりますが、タンパク質の含有量は多い上に、乳糖が少ないため乳糖不耐症の方でもお腹を壊しにくいので安心して飲むこのができます!
そのため、お金に余裕があってタンパク質を多くとりたい方や、WPCでお腹を壊しやすい方におすすめです!
WPHの効果(メリット・デメリット)
【WPH(加水分解ホエイプロテイン)のメリットについて】
WPHのメリット
- タンパク質含有量が多い。
- 乳糖不耐症の方でもお腹を壊しにくい。
- タンパク質の吸収速度が速い。
【WPH(加水分解ホエイプロテイン)のデメリットについて】
WPHのデメリット
- 1番価格が高い。
- フレーバーが少ない。
WPHはWPIと同様にタンパク質の含有量が多く、乳糖不耐症の方でも飲めるようなプロテインです。
しかし、他のプロテインに比べると価格が高いです!
WPC、WPI、WPHの違いを表で比較
ここまで、WPC、WPI、WPHの説明をしてきましたが、それぞれの違いを表で比較したいと思います!
これを、見て、自分にはどのプロテインがあっているのかを吟味してみてください!
WPC | WPI | WPH | |
タンパク質含有量 | 70%~80% | 90%前後 | 90%以上 |
価格 | 低価格 | 少し高め | 高価格 |
お腹の壊しにくさ | 壊しやすい | 壊しにくい | 壊しにくい |
とけやすさ | 普通 | 普通 | 溶けやすい |
フレーバーの数 | 多い | 少ない | かなり少ない |
この、表を見てみると、味や価格を優先するのならば、WPC!
お腹の壊しやすい方や、味や価格を気にせず、タンパク質の含有量が多いプロテインが良いといった方にはWPIやWPHがおすすめです!
まとめ
今回は、WPC、WPI、WPHとは何なのか、
そしてWPC、WPI、WPHの違いを比較しました!
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)は、
タンパク質の含有量が少ないものの、低価格でフレーバーの種類は多いです!
WPI(ホエイプロテインアイソレート)は、
価格は少し高めですが、タンパク質の含有量が多く、お腹を壊しにくいです!
WPH(加水分解ホエイプロテイン)は、
価格は高めですが、タンパク質の含有量が多く、タンパク質の吸収速度も速いです!
最後はざっと説明しましたが、この記事を読んでいただければ、それぞれのプロテインの違いがわかり、どのプロテインが自分に合っているが分かると思います!
また、以下の記事でプロテインを紹介しているのでぜひ価格も参考にしてプロテインを選んでみてください!
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